伸張性および短縮性収縮が心臓血管機能と形態に及ぼす影響(博士学位論文)
大阪大学
本博士論文は伸張性および短縮性収縮における末梢循環動態と心臓血管応答の相違を明らかにし、その基礎的資料を基に伸張性および短縮性収縮を利用した筋力トレーニングが動脈の機能および形態に及ぼす影響を検討することを目的とした。その結果、伸張性収縮は短縮性収縮と比較して大変効率の良い収縮様式であり、心臓血管系に対するストレスが少ないことが明らかにされた。また、それらの研究において得られた知見を応用した伸張性筋力トレーニングは動脈スティッフネスを増加させないことが示唆された。
●●●