その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 岡本 孝信
氏名(カナ) オカモト タカノブ
氏名(英語) OKAMOTO Takanobu

翻訳書、学会発表、講演等の名称

一過性の伸張性および短縮性サイクリング運動が動脈スティフネスに及ぼす影響

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2014/07

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第22回日本運動生理学会大会

概要

本研究は健康な成人男性を対象に伸張性および短縮性サイクリング運動が動脈スティフネスに及ぼす急性の影響について比較することを目的とした。被験者は短縮性サイクリング運動時の最大仕事量の60%の強度において30分間の短縮性サイクリング運動を1回(CON1)、伸張性サイクリング運動を2回(ECC1, ECC2)、ECC2と同程度の酸素摂取量の強度において短縮性サイクリング運動を1回(CON2)、それぞれ2週間の間隔をあけて行った。サイクリング運動前、運動終了30分、60分、24時間および48時間後に上腕―足首脈波伝播速度(baPWV)を測定した。その結果、baPWVはCON1およびECC1の前後で有意に変化しなかった。しかし、baPWVはECC2(1117±31から1031±22cm/s)およびCON2(1120±29から1047±27cm/s)の48時間後に低下した(P<0.05)。以上の結果から2回目の伸張性サイクリング運動後には動脈スティフネスが低下することが示された。

共著者等

岡本孝信、吉田翔、後藤一成

掲載ページ数