A novel fission yeast gene, kms1+, is required for the formation of meiotic prophase-specific nuclear architecture.

Molecular and General Genetics 254巻

分裂酵母の有性生殖過程で、融合を完了した減数第一分裂前期核は、染色体のテロメアを先頭に接合体内を往復運動する。この過程に欠損を持つ突然変異株kms1株を単離し構造遺伝子を決定し変異株の性状を解析した。その結果、相同的組み換えが抑制されている事、核の運動性が野生株と比べ非常に低い事、テロメアが収束しておらずスピンドルポールボティも複数に分解している事が明らかになった。

Shimanuki, M., Miki, F., Ding, D.-Q., Chikashige, Y., Hiraoka, Y., Horio, T., Niwa, O.

p.238-249（共同研究につき本人担当部分抽出不可能）