The Tip Growth Apparatus of Aspergillus nidulans.
Molecular Biology of the Cell 19巻
糸状菌A. nidulansを用い、蛍光標識した種々のタンパク質の生細胞観察法によって先端成長の分子機構を検討した。アクチンパッチクラスターは成長端直下に局在し新製された細胞膜のリサイクルのためのエンドサイトーシスに必須で、その局在は微小管に依存している。生長点と、エクソサイトーシスの場所は、細胞先端の狭い領域に限られる。この菌の先端伸長機構は、以前に提唱された集積・拡散モデルと異なる、より指向性の高いものであることを示した。
Taheri-Talesh, N., Horio, T., Araujo-Bazan, L., Dou, X., Espeso, E. A., Penalva, M. A., Osmani, S., Oakley, B. R.
p.1439-1449(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)