ウエイトリフティングにおけるサポート(査読付)
バイオメカニクス研究 Vol.18(2) P.73-81
中国人選手と日本人選手を対象として、ウエイトリフティング競技のスナッチ種目の挙上動作を比較した結果、ファーストプルと移行期におけるバーベルの変位の差は僅かであったが、その僅かな差によりその後のセカンドプルの力発揮に大きな差が生じていた。日本人選手はセカンドプルの力発揮のタイミングの遅れによりキャッチ動作への移行が遅れ、その結果、バーベルの挙上高が高くなっていると推察される。
バーベルの軌跡と動作解析を担当した。