Doppler Echo法を用いた大学ゴルフ選手の動脈口径の特徴（査読付）

NITTAI Sports Training Journal No.1　P.31-36

学生ゴルフ男女選手を対象に、Doppler Echo法を用いて頸部と体肢の動脈口径を計測し、左右差を中心に比較・検討した。結果は、総頸動脈口径については、男女選手とも変化がなく左右差も観察されなかった。橈骨動脈口径については、男子HDCP群の利き手側増大による左右差が観察され、NON-HDCP群には左右差が観察されなかった。長期間のゴルフ練習は、右の利き手前腕の橈骨動脈口径に運動適応性の影響を与え変化が誘起されたものと考えられる。

共同研究につき本人担当部分抽出不可能