その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 小畑 直之
氏名(カナ) コバタケ ナオユキ
氏名(英語) KOBATAKE Naoyuki

翻訳書、学会発表、講演等の名称

ウエイトリフティング選手の競技パフォーマンスおよびパワー発揮特性における性差について

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2018/10

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本トレーニング科学会 第31回トレーニング科学会大会(東海学園大学)

概要

ウェイトリフティング競技では、短時間の爆発的な筋パワーが要求される。このような特性から、他の競技スポーツ選手であっても、競技力向上を目的としたストレングストレーニングの手段としてオリンピックリフティング(クリーン&ジャークおよびスナッチ)が用いられる。スクワット動作もオリンピックリフティング動作と同様に、脚伸展パワーが必要とされるものの、動作スピードや発揮パワーには差異が認められる。本研究では、ウェイトリフティング選手を対象として、競技パフォーマンスおよびスクワットの1RMと異なる速度での脚伸展パワーとの関連性を検討することを目的とした。さらに、競技パフォーマンスと発揮パワーの関係についての性差を検討する。対象者は、ウェイトリフティング選手24名であった。脚伸展パワーの測定には、油圧式等速性レッグプレスマシン(竹井機器)を使用した。設定速度は0.4m/s(低速度条件)、0.8m/s(高速度条件)とした。両脚同時伸展による試技をそれぞれ2回行い、ピークパワーが高い試技を分析した。男性では、高速度条件において低速度条件よりも競技パフォーマンスおよびスクワット1RMと高い相関関係がみとめられた。一方で、女性は対照的であった。低速度条件において発揮された脚伸展パワーは、女性よりも男性において比較的低い値を示した。速度条件の違いによって、競技パフォーマンスとの関連性や発揮される脚伸展パワーの性差がみとめられた。

共著者等

恵良友也、菊池直樹、小畑直之、塩島絵未、槇野陽介、八角卓克、寺田健太郎、苫米地伸泰、曽我利明、西山哲成

掲載ページ数

共同研究につき本人担当部分抽出不可能