アーチェリーにおける世界トップ選手のシューティング動作の時間配分に関する特徴―世界ターゲット選手権大会の男女個人戦のゴールドメダリストを対象として―(査読付)
体育学研究、54(2)
本研究では、アーチェリーにおける世界トップ選手のシューティング動作の局面構造毎の時間配分に関する特徴を明らかにした。かれらのシューティング動作における局面構造毎の平均時間とその変動係数を算出し、かれらが1/64予選ラウンドから決勝ラウンドまでの試合において対戦した選手と比較した。その結果、男女個人戦のゴールドメダリストの特徴は、エイミング時間にあることがうかがえた。
高井秀明、久保陽子、荒木雅信
p.399~p.404