セルビアのベオグラードで開催された第25回夏季ユニバーシアードの女子団体戦を終えて、日本と強豪国との点差はあまりないと感じなかった。しかし、ここ一番、ここが正念場であるというときに、今の日本では、勝つために最低限必要なパフォーマンスを常にだすことができないということにも同時に気がついた。勝つために最低限必要なパフォーマンスを常にだすことができなければ、そのパフォーマンスは“本物”ではない。パフォーマンスの“むら”をなくす策を見出すことが、今後の日本の選手たちとそれを支えるサポートスタッフの課題になるであろう。