野球の打撃における多様性練習の効果
日本スポーツ心理学会
本研究は野球の打撃における多様性練習について、打撃が初級者レベルの中学生を対象としてその効果を検討することを目的とした。ブロック群、ランダム群ともに、ポストテスト2の打撃得点は、プレテスト、ポストテスト1よりも有意に高く、練習効果として打撃得点の向上がみられた。この結果は、本研究の対象者が中学生の初級者であるため、カーブの打撃得点が向上したと推察される。
松崎拓也、平山浩輔、高井秀明、續木智彦、西條修光
日本スポーツ心理学会第35回大会研究発表抄録集、p.162~p.163