心拍バイオフィードバックがアーチェリー競技のパフォーマンスに及ぼす影響(3)―心拍音を手がかりとした発射タイミングの統制から―
日本体育学会
本研究は、心拍音をてがかりに発射タイミングを統制することが心周期における実際の発射タイミングと得点に及ぼす影響について検討した。実験条件は、統制条件、心拍音中間時条件、心拍音時条件の3条件とした。実験条件間で比較した結果、心拍音中間時条件は統制条件と心拍音時条件よりも心室拡張期中での発射率を減少させ、得点を低下させることが明らかとなった。
高井秀明、楠本恭久、西條修光
日本体育学会第59回大会予稿集、 p.103