世界トップレベルのアーチェリー選手の射型に関する運動学的分析
国立スポーツ科学センター 平成19年度スポーツ医・科学研究事業プロジェクト研究B研究成果報告書
本研究では、アーチェリーにおける世界トップ選手のシューティング動作の局面構造毎の時間配分に関する特徴を明らかにした。かれらのシューティング動作における局面構造毎の平均時間とその変動係数を算出し、かれらが1/64予選ラウンドから決勝ラウンドまでの試合において対戦した選手と比較した。その結果、男女個人戦のゴールドメダリストの特徴は、エイミング時間にあることがうかがえた。
荒木雅信、高井秀明、岩本陽子
p.2~p.26