アスリートと非アスリートの自律訓練法(AT)の習得課程(2)―血圧とLorenz plotの変化―
日本スポーツ心理学会
本研究では、自律訓練法(AT)の練習を1ヶ月継続することがアスリートと非アスリートの血圧とLorenz plotにどのような変化をもたらすのかについてセッション毎に検討した。その結果、血圧は、実験1回目よりも2回目のほうがATのセッションの進行に伴って高い値を示した。Lorenz plotより、アスリートのほうが非アスリートよりもAT前に迷走神経活動の亢進をもたらす可能性を示した。
高井秀明、立谷泰久、橋本絵美、三村 覚、山田真由美、平木貴子、石井源信
日本スポーツ心理学会第34回大会研究発表抄録集、p.264~p.265