その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 髙井 秀明
氏名(カナ) タカイ ヒデアキ
氏名(英語) TAKAI Hideaki

翻訳書、学会発表、講演等の名称

筋の緊張と弛緩が心臓自律神経活動に及ぼす影響

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2012/09

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本心理学会

概要

本研究は、漸進的弛緩法(以下、PR)によるリラクセーション反応をみるために、心臓自律神経活動について時系列から検討することを目的とした。その結果より、PRを行なうか否かに関わらず、実験課題の遂行が心臓交感神経活動を亢進させたといえる。PRによる影響があらわれたのは、迷走神経活動においてである。PR条件は実験課題の遂行に伴って段階的に迷走神経活動を亢進させたが、読書条件は実験課題の後半になって迷走神経活動を亢進させた。そして、実験前期、実験中期、実験後期においては、PR条件が読書条件より迷走神経活動を亢進させたが、実験前安静と実験後安静では顕著な違いがみられなかった。つまり、PRの実施中のみリアルタイムに迷走神経活動を亢進させたといえる。

共著者等

 

掲載ページ数

日本心理学会第76回大会発表論文集、p.1218