競技場面における「言葉」（セルフトーク、暗示）が心理・生理的指標 に及ぼす影響

日本体育学会

本研究では、スポーツ場面において「良いパフォーマンスの時に使っていた言葉」と「悪いパフォーマンスの時に使っていた言葉」を用いて、心理・生理的指標にどのような影響を及ぼすのかについて検討した。実験参加者は、体育専攻大学生・大学院生21名であった。検討の結果、POMS簡易版のTotal Mood  Disturbance（ＴＭＤ）において、「良い言葉」の方が「悪い言葉」に比べ有意に低下した。

立谷泰久、河田聖良、高井秀明、村上貴聡、三村　覚、楠本恭久、石井源信

日本体育学会第57回大会予稿集、p.116