アーチェリー競技における心音の認知がシューティングタイミングに及ぼす影響
日本スポーツ心理学会
本研究では、被験者が自分の心音を認知し、シューティングタイミングを心電図R-R間に誘導することにより、パフォーマンスや競技時の心理状態にどのような影響を及ぼすのかについて検討することを目的とした。その結果、心音を認知し、心電図R波のタイミングでのシューティングを指示すると、心電図R-R間でのシューティングに誘導できることが考えられるとともに、パフォーマンスの向上を促す傾向もみうけられた。
高井秀明、河田聖良、楠本恭久
日本スポーツ心理学会第32回大会研究発表抄録集、p.72~p.73