柔道における外傷調査及びその予防に関する研究
平成24年度東京都私学財団研究助成研究報告,p87~p90
平成13年以降、本校で発生した柔道に関連する外傷について調査し、柔道における外傷発生の特徴、傾向を理解した上で、参考文献との比較、検討を行った。調査の結果、柔道における外傷は肩甲帯部と膝関節部に多く発生していた。肩甲帯部の外傷の多くは「投げられる」ことにより発生していたのに対し、膝関節部の外傷は「技をかけられた際」に好発していた。このことから、肩甲帯部の外傷に対しては受け身の修得が予防として効果的であると考えられた。
服部辰広、小林喜之、浅谷健介、長坂愛、又吉啓太、樋口毅史
共同研究につき本人担当部分抽出不可能