立位股関節回旋運動が姿勢バランス力向上に及ぼす効果
第30回日本障がい者スポーツ学会
動的荷重心動揺計(ジャイロメディメーター)を使用して色々はヒトの重心動揺を測定している。この測定は両下肢を内旋・外旋させながら荷重心動揺軌跡を測定する装置であるが、測定に際して測定部が不安定になるため、バランスをうまく取れずに実験が困難になる事例が少なからず存在する。しかしながら、この回旋運動に少しずつ慣れることで、測定のみならず、自身のADL向上につながる例があることが判明した。この拮抗反復といわれる現象について事例報告を行った。
樋口毅史、竹内京子、川端浩一、塚田卓巳、徳井亜加根、曽川恵子、菊原信郎