柔道経験者の股関節回旋運動時における下肢荷重の左右差分析
第25回日本柔道整復接骨医学会
多用途回旋角度測定器(ジャイロメディメータ)を用いて柔道選手の能動的下肢荷重変化を測定、その左右差について検討した。競技力の高い選手では、左右均等もしくは利き足荷重の傾向が見られたのに対し初心者、競技力に低い選手では支持足荷重のものが多い傾向が見られたことから、柔道競技能力評価の一つとして能動的荷重変化の左右差がその指標となり得ることが示唆された。
樋口毅史、竹内京子、服部辰広