大腿骨遠位骨切り術の治療経験とその後の経過
第30回日本柔道整復接骨医学会
変形性膝関節症のうち、外反膝(X脚)を呈する症例には大腿骨遠位骨切り術(DFO)が行われている。今般、この外科手術を受けたので、その経過と予後について症例報告した。術後の経過は順調で膝の痛みはほとんど無く、術前から測定していた膝屈伸力、TUGの時間、大腿四頭筋筋厚の数値も術後1年で改善傾向がみられた。
樋口毅史、石山信男、渡邉学、鴻崎香里奈、中里浩一