立位股関節回線角度測定法と股関節回旋運動ー動きたくなる身体作りー
第74回日本体力医学会大会
自動回旋角度測定器を用いて立位、股・膝関節伸展位で被験者が能動的に脚を動かし回旋円盤を回している最中の角度変化を記録することで、円滑な荷重動揺軌跡を描くことのできる者は、身体動作を正確に遂行できる能力を有すると考えられた。従前の静止状態では得ることのできない情報であり、運動選手のみならず小学生から高齢者まで能動的運動能力の評価に有用であると考えられた。また、本測定の動作(股関節の内外旋運動)は測定行為そのものが運動療法の目的にかなうことが示唆された。
竹内京子、松村秋芳、菊原伸郎、樋口毅史、梅原彰宏、片山証、伊藤正裕
第74回日本体力医学学会大会プログラム・予稿集p.253.共同研究につき本人担当部分抽出不可能