保育志望学生の身体活動表現について -入学当初と指導後の能力差の一考察-
日本保育学会第48回大会
入学当初の運動経験が多く運動能力が高いと思われる学生と、運動能力のやや劣る学生を童謡曲10分間で創作させ、半年後に再び同様に創作させた結果を、上肢、下肢、胴体の動きの数や、軌跡図を分析した。その結果の動きの数は大幅に増加し、運動経験が高い学生は動きそのものに変化は少ないがメリハリをつけたり、体全体で表現しようと意識的に動いている事が解り、学生の保育者の意識を高める事で表現能力を高める事が確認できた。
笠井里津子、荒川御幸、川口愛子、大政かおり
p.388~p.389