FIB/SEM観察による再生筋間質に現れる細胞性ネットワークの検討
第121回日本解剖学会総会・全国学術集会 講演プログラム・抄録集、p196.
SDラット腓腹筋に挫滅損傷負荷後の筋修復課程において、筋周辺細胞と再生筋線維の関係をFIB/SEM(を用いて連続電顕像を取得後、3次元再構築像を作製し、それぞれの細胞の形態および相互関係を検索した。その結果筋損傷5日後には再生筋が確認され、修復筋周囲でそれらの細胞は相互に密接し、細胞性ネットワークを形成するとともに再生筋線維とも密接な関係を示唆する所見を得た。
小林正利、太田啓介、岡山聡子、東龍平、中村桂一郎、櫻井忠義
著者が研究の全般を遂行した。