在外日本人学校に通う児童と日本の小学校に通う児童におけるストレスの比較とその要因に関する検討
学校保健研究, (60) sppl.
日本人学校に通う児童と日本の小学校に通う児童を対象にストレスの様子を比較検討した。基本的な生活習慣とPOMSのTMD得点との比較の結果,生活習慣については1週間の運動時間が日本人学校に通う児童が男女ともに都内児童よりも短かった.また,TMD得点については,日本人学校に通う女子児童は都内の女子児童に比して高い結果であった。このことから、日本人学校に通う児童は、1週間の運動時間が短く、特に女子児童については身体を動かす時間が短いことによりストレスの発散ができていない可能性が考えられた。
永田康喜, 小林正利, 具志堅武, 高木祐介, 鈴川一宏
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