小学生における運動・睡眠がメンタルヘルスに及ぼす影響
近年疲労感や倦怠感を訴える子ども達が危惧される。その要因は生活の夜型、睡眠不足が挙げられる。本研究では都内某小学校5,6年生を対象に運動および睡眠時間およびストレス得点の関係を検討した。その結果、日頃疲れを感じる児童は運動時間が少なくストレス指標も疲れる感じる児童が高値を示した。女児ではストレス得点と睡眠時間に負の相関が認められた。これらの事から運動時間の確保や睡眠時間の確保がメンタルヘルスに好影響を及ぼすことが示唆された。
具志堅武, 小林正利, 山田 遼, 永田康喜, 高木祐介, 重田唯子, 木村直人, 鈴川一宏
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