「柔の形」の各施技における難易度に関する研究:強化選手を対象とした調査から
日本武道学会 第51回学会大会(東京) 武道学研究 第51巻別冊p64
本研究は、柔の形強化選手に対する各施技の難易度に関する調査および考察から、特に突出と両肩押の両施技に関する知見の付加を目的とした。最も難易度が高いと感じる施技、2番目に難易度が高いと感じる施技の合計の上位3種は、、取では両肩押、突出、片手挙、受では突出、両肩押、片手取であった。本調査により、強化選手は、とりわけ突出と両肩押について難易度が高いと感じている傾向が明らかとなった。
稲川郁子、畑山元政