その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 稲川 郁子
氏名(カナ) イナガワ イクコ
氏名(英語) INAGAWA Ikuko

翻訳書、学会発表、講演等の名称

大規模災害時に求められる柔道整復師の役割 ~東日本大震災における被災地支援活動から

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2011/10

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本柔道整復接骨医学会 第20回学術大会(千葉)
柔道整復接骨医学 第19巻5号,p292

概要

2011年3月11日の東日本大震災を受け、震災から3週間後に、スポーツ医療系NPO法人からの派遣による被災地医療支援に参加した。初回の訪問は災害ステージの亜急性期から慢性期への移行期であったが、この時期の被災地で柔道整復師に求められたのは、外傷への対応ではなくDVTなど廃用性症候群への対応であると考えられた。また、現在のところ、柔道整復師はDMATなどチーム医療の一員としては想定されていないが、限られた医療資源を活用しつつ、生命に危険のない患者に対しては十分に対応可能であると考えられる。チーム医療の一員として、特別に訓練を受けた柔道整復師も育成も視野に入れるべきである。

共著者等

稲川郁子、中根洋子

掲載ページ数