上腕骨骨幹部骨折の保存療法 -functional brace法の検討-
日本柔道整復接骨医学会 第15回学術大会(京都) 柔道整復接骨医学 第15巻3号,p161
上腕骨骨幹部骨折は、骨折部位や骨折型にもよるが、比較的保存療法で対処しやすい骨折である。Hydraulic mechanismに基づくfunctional brace法は、上腕骨骨幹部骨折の保存療法のgolden standardである。内反変形を遺残しやすいという短所もあるものの、拘縮や浮腫が少ないという長所は短所を凌駕する。本研究では、functional brace法で治療した上腕骨骨幹部骨折10例について評価、検討した。
稲川郁子、早川雅成、小林聖武、時田博文、並木一真、糸数結樹、市川絢也、青木勇人、戸田茂樹、残間洸司、角谷真吾、百瀬康弘、栗原友介