その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 稲川 郁子
氏名(カナ) イナガワ イクコ
氏名(英語) INAGAWA Ikuko

翻訳書、学会発表、講演等の名称

女性に起こった上腕骨骨幹部投球骨折の一症例

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2001/11

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本柔道整復接骨医学会 第10回学術大会(名古屋)
柔道整復接骨医学 第10巻3号,p304

概要

上腕骨骨幹部投球骨折は成人男性に多発し、筋力が弱く野球人口も少ないため、女性にはまれである。女性ソフトボール選手に発生した同骨折に対し、hanging castとfunctional braceを用いた保存療法を施行し、競技復帰のための運動療法を行った。上腕骨骨幹部投球骨折患者を競技に復帰させる場合、骨は単に癒合するだけでなく、充分な強度を回復していることが求められる。柔道整復師が治療を行う場合、骨癒合にのみ主眼を置くのではなく、非荷重骨である上腕骨の強度回復に配慮しながら、特に運動療法に重点を置いて治療を進める必要がある。

共著者等

稲川郁子、篠弘樹、金井英樹、早川雅成、小林聖武、時田博文、並木一真、糸数結樹、市川絢也、青木勇人、栗原友介

掲載ページ数