柔道整復師養成施設における標準予防策教育の実態調査
公益財団法人全日本柔道連盟 第10回医科学研究会(東京)一般発表
柔道の大会救護では特に地方大会において柔道整復師が関与する例が多いが、処置の際にグローブを用いないなど標準予防策の無知による問題が指摘されている。他にも、搬送や止血の訓練を受けていないなど様々な問題がある。本研究では、これらの背景を踏まえ、柔道整復師学校養成施設への質問紙調査等を行い、柔道整復師学校養成施設における標準予防策教育に関する問題点のほか、スポーツ大会救護全般に関する教育の現状を明らかにすることを目的とした。