金的(釣鐘)への当身に関する考察
日本武道学会 第53回大会(オンライン) 抄録集p38
股間は打撲時の症状の強さから、武道においては金的、釣鐘などと称される急所として攻撃対象とされる。主に急所を打撃する当身技は、その危険性から現行の試合では禁止され、柔道では形にその技術を留めている。本研究では大学生を対象とした股間打撲の実態を性差に着目して調査するとともに、文献的考察を加えつつ金的(釣鐘)に関する知見を得ることを目的とした。