TFCC部の疼痛と骨形態との関連性について
東京都専修学校各種学校協会研究紀要43,73-78
三角線維軟骨複合体(TFCC)は1981年にPalmerが提唱した概念で、手関節尺側部に存在する関節円板、靱帯の総称である。従来、手関節尺側部の疼痛は広く捻挫と診断されることが多かったが、Palmerの提唱によって現在ではTFCC部の損傷或いは同部位の変性に伴う疼痛であると認識される。本研究は整形外科医協力のもとレントゲン写真におけ手関節部の骨形態の計測を行い、TFCC部の疼痛と骨形態との関連性について考察を行った。
服部辰広、蓮沼鉄也、櫻井規子、小林喜之
東京都専修学校各種学校協会研究紀要43,73-78共同研究につき担当部分抽出不可能