前頭前野の脳活動からみた施術効果の評価
第24回日本柔道整復接骨医学会
柔道整復師が行う施術結果の評価は患者の主観であり、客観的な評価方法は確立していない。近年、身体に痛みや不快感を生じさせると、脳の種々の部位が賦活化され、情動変化を伴い様々な痛み情報や不快情報は脳の前頭前野へ入力され、痛みや不快感が表出されることが報告されている。そこで脳の前頭前野に注目し、接骨院を訪れる患者に対する施術効果の客観的な評価方法を見出すための研究を行った。
松田康宏、小林喜之、小枝宰、又吉啓太、立花要、 熊谷将史、園部英貴、箭柏えり
第24回日本柔道整復接骨医学会学抄録集、p.78