重心動揺からみた柔道選手のパフォーマンス評価-重心平均中心偏位について-
第23回日本柔道整復接骨医学会
重心動揺計は「めまい」や「平衡機能障害」の臨床診断目的以外にリハビリテーション医学、体育・スポーツ医学の分野でも広く利用されてきている。我々は、様々な運動種目の特性を不安定動作時の重心動揺から評価し、その結果から運動パフォーマンスや障害リスクを考察するとともに、個別コンディショニングプログラムの作成時の基礎資料とする事で、重心動揺検査の有用性を検討してきた。今回は重心平均中心偏位の変化から柔道選手の特性についての検討を試みた。
樋口毅史、竹内京子、小野澤大輔、松田康宏、小林喜之、立花要、樽本修和
第23回日本柔道整復接骨医学会学抄録集、p.145