橈骨遠位端部骨折に合併した長母指伸筋腱断裂の検討
第20回日本柔道整復接骨医学会
長母指伸筋腱断裂は橈骨遠位端部骨折に続発することが多いが、殆どが転位のない不全骨折に発生する。しかしその発生率は1%以下といわれ、極めて稀である。また、発生原因には諸説があるが、確定的な根拠はまだなく、断裂をあらかじめ予測することは困難である。今回我々は橈骨遠位端部骨折に続発した長母指伸筋腱断裂の5症例を経験したので、文献的考察を加えて報告する。
服部辰広、樋口毅史、蓮沼鉄也、小林喜之、浅谷健介、長坂愛、加藤征
第20回日本柔道整復接骨医学会(抄録p.304)共同研究につき担当部分抽出不可能