脛骨疾走型疲労骨折の1症例
第29回日本柔道整復接骨医学会学術大会
疲労骨折は自己の修復能を越えた力学的負荷が骨組織の破綻を来す因子の一つとされる。また脛骨疲労骨折の発生年齢は、16歳頃に多発している報告を散見する。今回小学生低学年に発症した脛骨疾走型疲労骨折の1症例を経験したので、治癒経過と下肢アライメントから発生機序について若干の知見を行ったので報告する。
小林喜之、渡邉 学