学内臨床セミナーにおける学生調査

リハビリテーション教育研究

理学療法士を目指す学生は、障害者特有の身体的・精神的反応をイメージすることは困難と考えられる。学生の、専門科目の講義における病態は机上の理解であり、専門用語もイメージの予測でおこなわれてしまうと思われる。障害者イメージの育成と倫理教育を育む為、障害者の方々に来校していただく学内臨床セミナー（以下セミナー）を実施している。セミナーで、実際の障害者と接することにより、その後の専門科目の理解に学生がどのような影響を受けたのか、若干の知見を得たので報告した。

渡邉　学. 高橋　輝雄. 小野　晋. 松谷　繁

第14号 P.83-P.85