整形外科におけるレーザーの応用
日本レーザー医学会誌
整形外科疾患に対するレーザーの手術的治療は.関節鏡視下手術とレーザー椎間板除圧術(PLDD)で用いられる.ヘストポルフィリンの光力学的作用を利用することで,選択的滑膜切除が可能となる.PLDDでは椎間板内圧の減少と共にレーザーの光作用により神経機能の改善が期待出来る.レーザーの反射や誤射による熱損傷や骨壊死には注意が必要である.
井上和彦,橋本俊彦,千葉純司
第22巻 第1号 PDAによる関節鏡視下選択的滑膜切除術, レーザー椎間板除圧術 P.11~P.14.