腱板断裂との比較による透析アミロイド肩関節症の病理学的検討 (査読付)
肩関節
透析アミロイド肩関節症 (dialysis-related amyloid shoulder arthropathy; DASA) では肩峰下滑液包および肩甲上腕関節に羽毛状滑膜が増生し,関節水腫が著明となり腱板断裂を伴い,進行すると関節破壊を呈する.長期透析患者に発症したDASAの滑膜切除術の術後成績は良好であり,変性腱板断裂の腱板断裂部周囲の滑膜と病理組織学的に比較検討した.
橋本俊彦, 丸山晴久, 井上和彦
第33巻 第3号 P.797~P.799.