スキー場での傷害発生と自然環境について
第15回 日本臨床スポーツ医学会学術集会
首都圏近郊の特徴の異なる4ヶ所のスキー場において,シーズン中のゲレンデ内の気温と気湿を測定し傷害アンケート調査を用いて,外傷発生の特性,主に環境因子との関連性について検討した.スキー場での外傷の発生数とゲレンデ入場者数(r=0.5193),気温の上昇(r=0.5249)のそれぞれの間には正の相関関係がみられ,外傷発生の重要な要因と考えられた.
橋本俊彦,渡辺尚彦,福林徹,鳥居俊,井上和彦