スノーボードにおける転倒時の画像解析
第38回リハビリテーション医学会学術集会
スノーボーダーの特に上肢の外傷は特徴的であり,生命予後にも関わる重篤な外傷も発生している.その中で,スノーボードの転倒発生の特徴をとらえて,予防対策を検討することを目的とした.滑走時転倒状況の撮影後,DLT法を用いて3次元分析を行った.転倒時に全身の重心速度よりも頭部の重心速度の方が速く,頭部や頚椎部の外傷が重篤なものになる可能性があることが示唆された.
橋本俊彦, 井上和彦