東日本大震災における初動調査の経験から―アセスメントシートが医療支援にもたらすもの
第18回日本集団災害医学会総会・学術集会 ワークショップ 神戸市中央区
東日本大震災の経験を踏まえ、今後のアセスメントシートを検討した。今回初動調査の段階で使用した独自のアセスメントシートを、継続的に活用することで現地のneedsとwantsを把握することができた。今後、スフィアプロジェクト(人道援助の主要分野全般に関する最低基準)の概念を取り入れたアセスメントシートを作成し標準化することで、被災者のneedsやwantsを把握することができると考える。