東日本大震災における医薬品にかかる問題 この教訓を生かすには? 急性期から亜急性期へかけての医薬品ニーズ変化への対応
第17回日本集団災害医学会総会・学術集会パネルディスカッション石川県金沢市
東日本大震災における当院の医療支援活動は、カルテに処方薬剤を記載し、毎日処方薬を集計・報告した結果、医薬品ニーズの変化をとらえることができた。また、訪れた社会福祉施設での聞き込みにより、医薬品不足が明らかになった。今後、医療支援活動は、診療だけでなくニーズ調査とデータ集計・発信が必要である。そのためには薬剤リストとともに、ニーズ調査用紙、データ入力フォーム、発信方法の統一が必要である。