国際NGOの広域災害に対する初動調査の経験-災害人道医療支援会(HuMA)のパキスタン洪水支援活動から-
第16回日本集団災害医学会総会・学術集会一般演題大阪府大阪市
2010 年7 月下旬よりパキスタン全土にもたらされた豪雨により、死者約2,000 名、家屋の破壊約200 万件、総被災者約2,000万人という甚大な被害が発生し、災害人道医療支援会(HuMA)は1カ月間の医療支援活動を行った。初動調査を検証した結果、情報収集とカウンターパートの協力によって、的確な調査を安全に行うことができた。常日頃の「人とのネットワークの確立」の重要性を認識した。