運動部活動の地域移行に関する研究-「スポーツの主人公にふさわしい能力」からの分析・検討-「査読付」
日本体育大学紀要27(1)
体育教師の部活動指導に関する調査を行った。その結果体育教師が部活動指導を行う際に最も感じているのは「指導目的要因」であり、逆に最も低かったのは「指導負担要因」であった。また、指導内容については「基本的活動要因」を最も重視していた。また、「スポーツの主人公にふさわしい能力」を検討すると「基本の技術能力」の指導に比べ、「練習計画・自ら技術取得」「組織運営・自治能力」「条件を広げ、障害を克服していく能力」の指導が不十分であることが明らかになった。
依田充代、森川貞夫、海老原修
pp.25-44