体育系大学生の援助要請行動に関する研究
日本スポーツ社会学会
本研究の目的は、体育系大学生の属性や大学生活不安度が援助要請行動にどのように影響を与えているのかを明らかにすることであった。調査の結果、体育系大学生は大学カウンセラーにほとんど援助要請を行っていないことが明らかとなった。また、属性で比較すると部活動退部群の学生は大学外へ援助要請を行っている傾向にあり、今後は部活動退部群が大学内でサポートが受けられる環境を作っていかなければならないと結論付けた。
清宮孝文,依田充代,門屋貴久,