本研究は、昨年の研究の追跡版として、選手にとって理想の指導者について質問したアンケート用紙を用いて調査を行った。調査用紙はChelladuraiが作成したLeadership Scale for Sports(LSS)を和訳したLSSである。調査対象者は日本体育大学学友会サッカー部に所属している学生である。調査項目は40項目で、1.トレーニングと指導、2.民主的行動、3.独裁的行動、4.社会的サポート、5.肯定的フードバックの5要因で2011年度の調査結果と、2012年度の調査結果について比較分析を行った。