子どものからだと動きの育ちそびれの実態と本質、それをもたらしている生活背景との関係をみるために、柔軟性と持上げる力の測定を行い、学習を行った後に再度測定を行った。また、生活背景調査との関係を見た。
柔軟性では第一段階の向上が52.9%、第二段階の向上が2.3%、第三段階の向上が0.5%と55.7%の子どもたちに柔軟性の向上が見られた。また、持上げる力は第一段階の向上が42.6%、第二段階の向上が20.6%、第三段階の向上が1.8%、第四段階の向上が0.3%と65.3%の子どもたちに向上が見られた。また、子どもの生活実態からは夜9時までに寝ている子どもが1.3.7%しかいなかったこと、テレビやビオオを3時間以上見ている子どもがもっとも多く35.7%、嫌いなものや食べられないものがある子は約5割半いることが明らかになった。