大学院コーチ教育プログラムにおける大学院生コーチの学習の場
第64回日本体育学会
本研究は、日本体育大学大学院修士課程体育実践学コース・コーチング学系における大学院生の学習の場とその場の意味を明らかにすることを目的とした。大学院コーチたちは、プログラム期間内において、フォーマルの場での学びのみならず、インフォーマルやノンフォーマルな学びの場においても自主的に学び、それぞれの場において自身のコーチングに関する課題を用いることで文脈を保持しながら関わり、その学習経験から得た考えやアイデアを用いて、コーチング行動の修正を試みていることが示唆された。
関口 遵、伊藤雅充