武道必修化に伴う中学生の剣道イメージに関する研究（査読付）

応用心理学研究、第46巻3号

本研究は、2012年4月より中学校保健体育で武道が必修化されたことを受け、実際に武道（ここでは剣道）を授業で履修している中学生を対象に、履修することによる剣道イメージに特徴が見られるのか、また剣道を全く経験していない中学生とのとの間に剣道イメージの違いが見られるのかを明らかにしようとしたものである。結果として、剣道未経験者に「剣道」を教えるときには、剣道の技法を指導することはもちろんであるが、「武道」の基本理念を併せながら授業を組み立てることが望ましいとの結論が得られた。

古澤伸晃・新里知佳野・八木沢誠・軽部幸浩・藤田主一

共同研究のため本人担当部分抽出不可